ラブアン島の観光

ラブアンに訪問されるお客様向けに観光情報を掲載いたします(2016年4月現在)。ラブアン島にお越しの際、皆さまの観光ガイドとしてお役立ていただければ幸いです。

なお、島の至る所に設置されている案内板には、英語・マレー語・中国語に加え、日本語も併記されています。


Bandar Labuan(ラブアン市街地)
ラブアン市街地は、島の南東部に位置する800m×1㎞程度の小さなエリアです。ラブアンは、コタキナバルとブルネイ王国を結ぶフェリーの経由地となっているため、周辺のカフェは多くの旅行者で賑わいます。また、島全体が免税特区に指定されているため、酒やタバコ、香水などを非常に安く購入することができます。市街地には小さな建物が多く立ち並び、レストラン、カフェ、バー、カラオケ、ナイトクラブなどが密集しています。ここには古き良き伝統的なアジアの面影が今も色濃く残っています。

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Labuan Square(ラブアン広場)
ラブアン広場は、1976年に政府直轄地となった首都クアラルンプールと同様、ラブアンが1984年に政府直轄地となったことを紀念して造られました。大きな催しやステージパフォーマンスが行われる人気のスポットで、前方に舞台階段、後方には印象的な滝を備えた屋外ステージが設置されています。高い国旗掲揚台にはマレーシアの国旗、ラブアンの旗、国内13州の旗が掲げられています。ラブアンの有名なレプリカである4つのレンガ造りの煙突や噴水も立ち並びます。脇には2つの壮大な植民地時代の建物も存在します。またサッカー場も広場の端にあります。

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Financial Park Labuan(ラブアンオフショア金融センター)
フィナンシャルパークは1996年8月29日にオープンした複合施設です。施設内にはショッピングセンター、レジャー施設、フードコートなどがあり、多くの人々で賑わいます。メインオフィスタワーにはオフショア金融センター(LOFSA)があり、銀行、保険会社、信託会社、会計事務所や法律事務所など、主にオフショア事業関連の企業が入居しています。メガバンクや大手保険会社など、日系企業も多数入居しています。周囲の景観に不釣り合いなスーツ姿のビジネスパーソンが行き交う光景は、この島がまさにタックスヘイブンであることを私たちに想起させてくれます。

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Labuan Museum(ラブアン博物館)
ラブアンの歴史と文化が展示されているこの博物館では、ブルネイ・スルタン国時代の有史以前のラブアン、イギリスの植民地時代、第二次世界大戦、日本軍による占領、独立記念日、連邦直轄宣言について紹介されています。園内の様々な記念碑には、1943年にラブアンを通過した東条英機の命名による「ラブアン」から「前田島」への島名の変更、1945年6月10日のオーストラリア連合軍第9師団のラブアン上陸、1846年のブルネイ・スルタン国からイギリスへのラブアンの割譲など、ラブアンの歴史的な出来事が記録されています。

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※前田島の名称は、日本軍ボルネオ守備軍司令官だった陸軍中将「前田利為(マエダトシナリ)」にちなんで命名されました。現在もこの名前を知る現地高齢者の方は多くいます。


Labuan Marine Museum(ラブアン海洋博物館)
海洋博物館は、ラブアンからボルネオ近海に生息する海洋生物を中心に展示されています。ラブアン海域周辺の海洋生物の基本情報から生息地の紹介、さらには漁業活動の研究成果等の出版物も多数展示されています。当館は海岸線に位置しているため、間近に油田採掘船を眺めることができ、晴れた日には対岸のボルネオ島を望むことができます。目の前の海岸では毎年、カジキの一本釣り大会が開催され、多くの観光客で賑わいます。

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Botanical Garden(ラブアン植物園)
この庭園にはかつて政府公邸があり、ラブアン初代総督のジェイムズ・ブルック卿の公舎として1852年に建てられ、その後歴代総督の住居として使用されていました。1945年6月10日、この邸宅は庭園の大部分とともに、ラブアンを日本の占領から解放するため、連合軍が行った激しい砲撃によって焼失しました。この歴史的な庭園は2001年にラブアンコーポレーションの手によって修復され、レクリエーションパークへと開発されました。

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War Cemetery(戦没者墓地)
ラブアン戦没者記念墓地は、アジア最大の戦没者墓地です。コモンウェルス戦争墓地委員会によって建設・管理されており、有名な「サンダカン・ラナウの死の行進」の犠牲者を含め、第二次大戦中にボルネオで命を落とした3,908人の兵士が眠っています。この公園には、ラブアンを戦場ツアー巡りの重要な目的地とするオーストラリアの団体など、現役軍人の方々が定期的に訪れます。

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Peace Park(平和公園)
平和公園は、平和を記念して造られたものです。2つの曲線を描いた半円形の慰霊碑がトロピカルロックガーデンによって囲まれた大きな塚と、パビリオンが公園中心部に位置します。すばらしい景色、屋根付きの休息所と静かな池にかかる橋も、平和な場所の特色を醸し出しています。戦争の危険と恐怖の象徴である碑文が書かれたブロンズ板が、慰霊碑の片方に掛けられています。公園の入口付近にある石碑にも第二次世界大戦で日本が降伏したことが記されています。この公園は1982年に日本政府によって造られたものです。

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Surrender Point(日本軍降伏地点)
ここは第二次世界大戦において日本軍が公式に降伏した場所です。調印式は連合軍が上陸してから3ヶ月後の1945年9月9日に、オーストラリア軍第9師団司令官、ジョージ・F・ウッテン少将の主宰と立会いの下に行われ、日本軍37軍司令官、馬場正郎中将が降伏文書に署名しました。1945年までの2年間、この場所はオーストラリア軍第9師団の司令部と英領ボルネオの連合軍司令センターになっていました。またここには戦争中の残虐行為を取り調べるための収容所がありました。戦争法定がここで定期的に開かれ、戦争犯罪の疑いのある日本軍人たちが裁判にかけられました。

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※20世紀初めからマレーシアを統治してきたイギリスは、日本の手からマレーシア国民を守れず、その権威が失われていくことになります。その結果、国民の民族感情(ナショナリズム)はより激しくなり、やがてマレーシアの独立運動へとつながっていきます。


Layang-layang Beach(ラヤンラヤンビーチ)
平和公園とサレンダーポイントの敷地を出ると、目の前にはラヤンラヤンビーチが広がっています。ここからは南シナ海に沈む美しい夕日を眺めることができます。

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Chimney(煙突博物館)
106フィート(約32メートル)の高さにそびえ立つチムニーは、ラブアンのランドマークの1つになっています。かつては通気孔だったと考えられていたものの、最近の調査で煙や燃焼の跡が発見されたことから、煙突として使用されていたことが示唆されています。また、灯台や鐘楼として使用されていたという他の説もあります。ロンドンから輸入された赤レンガを23,000個使って建設されたこの建造物は、カオリン(白い陶土)を豊富に含むために強固な土台となっている広大な石灰岩の敷地にたたずんでいます。

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Bird Park(野鳥公園)
チムニーから100m程度離れた同じ通り沿いに、マレーシアや各国の鳥を集めた野鳥公園があります。ホーンビル、九官鳥、クジャク、コシアカキジ、ダチョウ、マレーウオミミズク、インコ、オウムなど様々な鳥が飼育されています。ネットで覆われた3つのドームエリアとそれを繋ぐ回廊エリアの中では鳥が放されており、内部を歩きながら間近で観察することができます。小さなお子様連れのお客様にはおすすめです。

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Patau-patau Water Village(水上集落)
パタオパタオはラブアン市街地の対岸に位置する水上集落です。主にブルネイ系マレー人が住んでおり、昔ながらの漁業で生計を立てながら暮らしています。市街地までは水上タクシーで移動することができます。

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参考:「Labuan Tourism – Explore Labuan

参考:「Visit Malaysia